地域格差の大きい下水の現況(4)
管渠特殊工法の発注延長の推移について纏めてみました。下水事業に対する予算と同じく平成10年度をピークに大きく減少傾向にあります。
予算に比例しているのですが一つの見方として大規模な下水施設の建設が影を潜め、既存の下水管渠につなぐ枝管の発注が増加してます。例えば雨水対策
の小さな口径のものを張り巡らせているのです。ある意味ではその場凌ぎの誤魔化しといえるかもしれません。
下水施設関連は生活に直結するシステムです。もし汚水が流れなくなったら・・・まともな社会生活を営むのは不可能なのです。